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M.I(営業一部)

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外資系メーカーとの異文化コミュニケーションの経験を活かして
若手社員が海外市場で活躍できるようにサポートしたい。

営業一部 次長M.I

文学部中国文学科卒 1995年入社

非自動車部門で営業スキルを磨く

23年間営業一筋のキャリアを歩んできましたが、いま振り返ってみると、最初に非自動車部門に配属されて9年間過ごしたことが、私が大きく成長する糧になったと思います。非自動車の営業部では、鉄道車両、建設機械、建築建材、立体駐車場装置など、幅広い製品を扱っていました。今は製造していない鉄道車両の営業で、日本各地へ出張したことも懐かしい思い出です。担当する業務の範囲が広く、一人で動くことが多かったので、若手のうちにさまざまな経験を積むことができました。入社したばかりの新人が社内の部長や決裁権を持ったお客様の担当者に直接会って交渉するなど、今では考えられません。でも、そのおかげでメンタル的な部分も含めて営業担当としてのスキルやノウハウを学び、鍛えられたのも事実です。その後、自動車の営業部に異動して国内の大手自動車メーカーの担当を経て、2009年に商用車の営業として埼玉工場に異動し、単身赴任したことが転機になりました。

現地の問題解決をサポート

私が赴任した当時の埼玉工場の客先は、欧州に本社を持つ外資系トラックメーカーのグループ会社となっておりました。人と話すことには自信を持っていましたが、学生時代から英語が大の苦手だったので、言葉の壁が最大の問題でした。急いでマンツーマンの英会話スクールを探して特訓を受けました。それでもなかなか話せない⾃分に対して客先の日本人バイヤーから、うちは多国籍企業だから、英語で話さないとコミュニケーションできないと言われて、後押ししてもらいました。

商談のテーブルに若い外国人の新しい女性マネージャーと今までマネージャーだった日本人バイヤーが来たときには、外資と国内メーカーは文化が違うな、と痛感しました。スピードが重要なので、上司が不在でも、担当としてその場で判断を求められる場面が多く、責任感と度胸が身に付きました。2年半ほど通った英会話スクールで習ったことは忘れてしまいましたが、同僚や部下たちと苦労を共にして難関を突破してきた喜びと達成感は、私の財産になりました。

チームワークで大きな成果を目指す

課のリーダーとして、常に意識しているのはチームワークです。私の原点はチームでプレイするスポーツにあって、中学時代はバスケットボール、高校ではラグビーの強豪校で全国制覇を目指していました。「One for All,All for One」は、ラグビーのチームプレイを表す言葉ですが、私たち営業の仕事にも通じるものがあります。どんなに優れた技量を持っていても、自分一人の力だけでは成果を上げられません。10人いるメンバーたち一人ひとりの個性を活かしながら、チームをまとめていくのが私の仕事です。
次世代を担う若手のメンバーには、できるだけ海外で仕事をする機会を与えたいと考えています。たとえ言葉が通じなくても、日本と違う文化や風土の中で得るものは大きい。当社が掲げる「グローバル専門メーカー」という目標を達成するためにも、これから入社してくる若い社員たちには、ぜひ海外市場で活躍してもらいたいと思います。

社風について

社員に優しい、働きやすい社風だと思います。福利厚生も手厚く、寮や社宅も充実しています。最近は育休後に復職する女性も多くなってきました。先輩や上司に意見や提案を言いやすいことも当社のいいところでしょう。役員と若手が談笑する風景も珍しくありません。

学生時代にやっておくべきこと

国内でも、海外でも、営業の基本はコミュニケーションです。社会人になる前に、いろんな世代の人と話す経験をしてほしいと思います。アルバイトでも旅行でもいいから、たくさんの人と出会って、話を聞いてみてください。

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