経営企画部 伊東優里
技術とシェアの高さが魅力
大学で国際学を学んでいたのと、英語が得意だったことから、日本の製品を海外に広める仕事に就きたいと思って、製造業を中⼼に就活していました。自動車は日本を代表する製品なので、早くから業界研究に取り組んでいて、海外に生産拠点を持つメーカーを調べているときに出会ったのがプレス工業です。フレームやアクスルといったトラックの構造に詳しかったわけではありませんが、独自の技術を持っていて、製品の世界的なシェアが高いことに魅力を感じました。面接担当の方が、とても親身になって話を聞いてくださったことも、入社を決めたきっかけのひとつです。
入社して最初に配属されたのは国内事業部で、日本国内にある関連会社に対する収支管理サポート業務を行なっていました。半年後にグループ事業統括室へ異動して、入社前に希望した通り、海外関係会社を担当することになった時はうれしかったですね。
現地の問題解決をサポート
その後、組織の変更があり、現在は経営企画部で海外関連会社の収支管理業務を担当しています。毎月、海外の各社から上がってくる売上や経費のデータと、計画の差異について原因を突き止めたうえで、経営会議用の資料を作成するのが主な業務です。数字だけではわからないことも多いので、現地の担当者にヒアリングして確認しながら、データを精査します。地域ごとにお客様や製品を取り巻く環境が違うので、日本と同じ感覚では分析できません。異文化を意識しながら、多角的に情報を収集するように心がけています。
機械が壊れて修理費がかかったとか、病気やケガで人手が足りずに臨時の従業員を雇ったなど、経費が増えた理由はさまざまです。ただ原因を解明するだけでなく、こちらで支援できることはないかを部のメンバーと話し合って、改善策を現地の担当者に提案することもあります。この仕事をしていて良かったと思うのは、私たちの提案が採用されて、問題の解決に役立ったときです。経営会議の資料づくりも、会社の戦略に関わる重要な仕事なので、責任の重さとやりがいを感じながら、ミスのないように注意しています。
海外に関わる仕事を続けたい
最近、職場に女性が少しずつ増えて来たので、会社の雰囲気が華やいできたように思います。育休や産休の制度も充実しているので、もっと女性の働きやすさをPRしてほしいですね。私も今年結婚しましたが、仕事も家庭も趣味も、全て妥協することなく両立していくことが目標です。会社も仕事も好きなので、出産後も働いて後輩の女性社員たちのロールモデルになれればいいと考えています。
入社する前はトラックに興味のなかった私も、海外旅行中に当社製のアクスルを見かけるとうれしくなります。現地の工場に新しい設備が入ったり、新製品の生産が始まったりという話を聞くと、自分の目で見てみたいと思うようになりました。いつか、海外の拠点へ足を運んで、現場の空気を肌で感じてみたいと思います。
MESSAGE
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社風について
硬くて重い製品を作っているせいか、真面目でコツコツ努力するタイプの人が多く、それが社風になっていると思います。職場の雰囲気はとてもアットホームで、面倒見のいい先輩や上司にしっかりと支えてもらえるという安心感があります。
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学生時代にやっておくべきこと
社会人として過ごす時間は、学生時代よりずっと長いので、就職先を決める前に、しっかり自己分析してください。私自身は、考え抜いた末に、この会社を選びました。たくさん悩んで、自分で納得できる答えを見つけてほしいと思います。
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休日の過ごし方
週末の気分転換は、小さい頃から続けているバレエのレッスン。仕事と家庭と一緒に、これからもずっと趣味として楽しんでいきます。結婚するまであまり自炊をしたことがなかったので、クックパッドを見ながら料理のレパートリーを増やしている最中です。